「似たような単語帳が多くてどれを使えばいいのか分からない…」
「単語帳買ったはいいけど正しい使い方が分からない…」
どうもこんにちは。たか(@taka_manatabi)です。
受験生の皆さん、こんな思いしたことありませんか?
本屋に行けば、大学受験対策の参考書のコーナーがあり、ネットで調べても、無数の単語帳が紹介されていますよね。
大学受験において、一番重要な科目は「英語」です。
その分、英語の単語帳の数は膨大であり、それが受験生を悩ませる原因になっているのです。
ということで今回は、目的別&レベル別に受験英語のオススメの単語帳を一気に紹介します。
単語帳の紹介の前に…
まず単語の勉強の仕方として、僕は2冊以上の単語帳を使うことをオススメします。
どういう2冊かというと、まず1冊は英単語が羅列してある単語帳(羅列型単語帳)、そしてもう1冊は英文の中で単語を覚えるタイプの単語帳(英文型単語帳)です。
羅列型単語帳と英文型単語帳は、僕が勝手に名付けました。笑
2冊以上と言ったのは、1つの羅列型単語帳では少ない場合に2冊目を使ったり、また、英文型単語帳は1冊ではなく、2冊、3冊と複数冊使うとより良いからです。
では、なぜ2冊以上必要なのか?
まず単語を覚える一番の理由は、長文読解をしやすくするためです。
入試で単語テストは出ません。
長文の中で理解しているかどうかを試されます。
なので、ただ単語の意味を覚えるだけでなく、実際の英文の中での単語の使われ方を知る必要があるのです。
それでは、単語帳が2種類あることに注目してそれぞれの単語帳をみていきましょう。
オススメ単語帳
では実際にオススメ単語帳を羅列型単語帳と英文型単語帳に分けて紹介していきます。
羅列型単語帳
まずは羅列型単語帳です。
目的別、レベル別に4つ(+1)の単語帳を紹介します。
①英単語ターゲット1900
価格 | 1,210円(税込) |
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発売日 | 2020年01月23日(6訂版) |
語数 | 1900語 |
レベル | センター試験〜有名大 |
大学受験の単語帳の「王道」といえばコレ。
20年以上愛されている羅列型単語帳で、2020年1月に6訂版が出版され、さらにパワーアップしています。
一般に大学受験に必要な英単語は約2000語と言われています。
「英単語ターゲット1900」はその名の通り1900語収録されているので、2000語をほとんど1冊で補えるのはいいですね。
この1冊を完璧にすれば、センターはもちろん、MARCHや関関同立などの有名私大レベルにも十分対応できます。
- 定番で間違いないものを使いたい人
- 1冊でセンターも有名私大も対応したい人
②システム英単語
価格 | 1,100円(税込) |
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発売日 | 2019年11月(5訂版) |
語数 | 単語:2012語、熟語:181語 |
レベル | センター試験〜難関大 |
こちらも大学受験用の単語帳の「王道」の1つです。
「シス単」の愛称で親しまれている羅列型単語帳で、難関大を受験する人ならみんな使っているんじゃないかってくらい人気の1冊です。
「システム英単語」は約2000語の単語と、約180語の熟語が収録されているので、1冊で単語も熟語も対応できます。
また2000語の単語の中にも、コロケーションが多数含まれていて、特に動詞と一緒に用いられる前置詞を覚えるには最高の1冊と言えるでしょう。
- 難関大を受験する人
- 1冊で単語も熟語も対応したい人
- コロケーションも一緒に覚えたい人
③キクタンBasic4000
価格 | 1,540円(税込) |
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発売日 | 2019年9月25日(2訂版) |
語数 | 1120語 |
レベル | センター試験〜中堅私大 |
受験英語にとどまらず、英検やTOEIC、スペイン語やフランス語まで、とにかく種類が豊富な「キクタン」は受験生にも愛される羅列型単語帳です。
「キクタンBasic4000」は単語帳としてのビジュアルがとても綺麗で、見やすい単語帳です。
そして一番の特徴は、音声を無料ダウンロードできて、耳でも覚えられるという点です。
コロケーションも載っていてかなりオススメの単語帳なのですが、収録単語数が1120語と少し少ないのがネックですね。
センターレベルの単語帳なので、そこまで多くの単語は収録されていません。
ただ、さすがは種類が豊富な「キクタン」、きちんとそこのデメリットを補ってくれるんです。
それがこちら。
価格 | 1,540円(税込) |
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発売日 | 2019年9月25日(2訂版) |
語数 | 1120語 |
レベル | 有名大〜難関大 |
この「キクタンAdvanced6000」はビジュアルはそのままで、1120語の単語が収録されているので、「キクタンBasic4000」と合わせて2000語以上を補えるんです。
この2冊でセンターから難関大まで対応できますね。
- 羅列型単語帳を2冊持ちたい人
- 耳で聴いて記憶を定着させたい人
- コロケーションも一緒に覚えたい人
- 綺麗なビジュアルのものを使いたい人
④英単語センター1800
価格 | 1,100円(税込) |
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発売日 | 2018年5月17日(改定版) |
語数 | 1800語 |
レベル | センター試験 |
「英単語センター1800」は、センター試験で出題される単語に特化した羅列型単語帳です。
過去15年のセンター試験カバー率は99.5%という驚異の数字を叩き出すこの1冊を完璧にすれば、センターで知らない単語はなくなるでしょう。
さらにセンターに特化しているだけあって、全単語の発音とアクセントがひと目見ただけでわかるようになっています。
そしてこちらも音声を無料でダウンロードできるので、耳でも覚えられます。
まさにセンター英語のための1冊です。
- センター試験を重視している人
- 耳で聴いて記憶を定着させたい人
英文型単語帳
続いて英文型単語帳です。
こちらはレベル別に2つ(+1)の単語帳を紹介します。
⑤速読英単語必修編
価格 | 1,100円(税込) |
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発売日 | 2019年3月(改定第7版) |
語数 | 1900語 |
レベル | センター試験〜有名大 |
「速単」の愛称で親しまれている「速読英単語」は、全70本の短めの長文が収録されていて、その英文とともに単語を覚える英文型単語帳です。
「速読英単語」の一番の特徴は、やはり英文が載っている点ですが、この英文も、実際の入試でよく出るテーマが多くあり、長文読解にも活かせるんです。
そしてもちろん、その英文を通して、実際の文章の中での単語の使われ方を覚えることができます。
さらに、単語のボリュームもすごいんです。
単語帳の見出し語として載っているのは1900語ですが、関連語や派生語を含めると、合計約3100語もの単語が収録されています。
ただ、この必修編は難関大には対応していないんです。
そこでこちら。
価格 | 1,320円(税込) |
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発売日 | 2015年1月(改定第4版) |
語数 | 900語 |
レベル | 難関大〜最難関大 |
この「速読英単語上級編」は、実際の入試問題から英文を引用しているので、かなり難易度は高いです。
しかし、知らない単語の推測法も載っており、難関大受験者には必須の英文型単語帳です。
「速読英単語必修編」を完璧にしたら、「速読英単語上級編」にいきましょう。
- 英文を読んで英語に慣れたい人
- 文章の中での単語の使い方を覚えたい人
- センターから難関大までしっかり鍛えたい人
⑥DUO 3.0
価格 | 1,320円(税込) |
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発売日 | 2000年3月15日 |
語数 | 単語:1572語、熟語:997語 |
レベル | 最難関大 |
「DUO 3.0」はあまり単語帳っぽくない名前ですが、かなりすごい英文型単語帳なんです。
「DUO 3.0」には560本の英文が収録されていて、全ての英文に重複なしで約1500語の単語と約1000語の熟語が凝縮されています。
また、560本もある英文には覚えやすい工夫がされています。
英文の中には「ボブ」や「リサ」といったキャラクターが何回も登場します。
つまり、560本の英文がストーリーになっていて覚えやすいんです。
もちろん全ての英文がストーリーになっているわけではないですが、何度も出てくるキャラクターのおかげで、英文の暗記が格段にしやすくなっています。
僕も現役時代に「DUO 3.0」を使っていましたが、初めの方の英文は今でもまだ覚えています。
ただ、単語帳のレベルとしてはかなりハイレベルなので、早慶上智などの最難関私大や、東京一工などの最難関国立大受験者以外には、あまりオススメできません。
- 最難関大を受験する人
- ストーリーで英文の暗記をしたい人
- 文章の中での単語の使い方を覚えたい人
まとめ:自分に合った単語帳を使おう
単語帳は様々なものがあります。
今回取り上げたのはごく一部ですが、この中だったらどれでもいい!ってくらいオススメできる単語帳を厳選しました。
まずは自分の実力にあった単語帳を使い、そして徐々に高いレベルのものを使うことをオススメします。
単語帳を完璧にすれば、入試で単語に困ることはなくなるでしょう!
受験生の皆さん、第一志望合格に向けて頑張ってください!
また、他の大学受験の記事は下記にまとめているので、ぜひ読んでみて下さい。