こんな悩みや疑問を解消します。
どうもこんにちは。現役塾講師のたか(@taka_manatabi)です。
塾講師は、高時給バイトで大学生に人気のバイトのひとつです。
ですが高時給の代わりに、責任感が重い仕事であるのも確か。
塾講師になる以上、生徒の成績を上げるのが絶対条件になってきます。
現在、個別指導の塾講師をしている僕は、かなりの生徒から「教え方が上手い」と評判で、指名もたくさん入ります。
自分で言うのもなんですが、塾の中では生徒に好かれる人気講師の位置付けです。
ということで今回は、現役塾講師の僕が生徒の成績を爆上げする教え方7つのコツを紹介します。
こんな人にオススメ
- 塾講師バイトをしている
- 塾講師バイトをしてみたい
- 生徒の成績を上げる教え方を知りたい
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ちなみに塾講師バイトは、大学生に一番おすすめできるバイトのひとつです。
その理由についてはこちらで紹介してます。
塾講師バイトは大学生におすすめ|塾講師はブラックじゃない!【体験談】
塾講師バイトで生徒の成績を爆上げする教え方のコツ
早速、塾講師バイトで生徒の成績を爆上げする7つの教え方のことを紹介します。
教え方の7つのコツはこちら。
- 抽象的な表現を避ける
- 同じことも何度も解説する
- 授業のポイントを短く伝える
- 知識は常にアップデートする
- 自分の成功体験を押し付けない
- 生徒は「理解しない」と思っておく
- 生徒に好かれる努力をする
ひとつずつ解説します。
僕は個別指導の塾でバイトしているので、個別指導の目線で紹介します。
集団指導の塾講師にも共通して言えることも多いので、ぜひ参考にしてみてください。
教え方のコツ:①抽象的な表現を避ける
まず1つ目は、抽象的な表現を避けること。
例えば「何度も復習しよう」というアドバイスは、一見良さそうに見えますが実はあんまりよくありません。
「何度も」という表現は、人によって変わってきます。
こういった抽象的な表現は避け、「2回」「5回」など具体的な数字を用いましょう。
教え方のコツ:②同じことも何度も解説する
2つ目は、同じことも何度も解説すること。
よく「一度教えたことを何度も説明させるな!」って怒る先生がいるんですが…
これ最悪です。
教えている側にとっては簡単な内容でも、生徒にとってはなかなか理解できない可能性もあります。
あなたが高校生だった頃を思い出して下さい。できない単元は何度も何度も繰り返したはず。
教える側に立ってもそれは変わりません。
生徒が理解するまで、同じことでも何度も解説することが必要です。
人間、一度で覚えられるわけないんですから。
教え方のコツ:③授業のポイントを短く伝える
3つ目は、授業のポイントを短く伝えるです。
授業の最初と最後に、その日にやる(やった)授業のポイントを簡単に伝えてあげましょう。
1回60〜90分の授業を丸々覚えているなんてことはありません。
絶対に覚えておいて欲しいポイントを短く伝えることで、生徒の定着度はかなり上がります。
重要なのは「短く簡単に」です。ポイントをダラダラと長く説明しては何の意味もありません。
例えば僕の場合、英文法の授業だとこのようにポイントを伝えています。
- 動名詞:動詞が名詞化したもの
- 分詞:動詞が形容詞化したもの
- 分詞構文:接続詞を省略したもの
- 関係副詞:完全文を伴って名詞を修飾する
- 関係代名詞;不完全文を伴って名詞を修飾する
- etc…
このように、それぞれの文法事項の大まかなポイントを伝えます。
これはあくまで授業の導入に使うものなので、文法の解説としては不完全です。
詳しい解説は授業内でしっかり行いましょう。
もちろん英語だけでなく、全ての科目に言えることです。
教え方のコツ:④知識は常にアップデートする
4つ目は、知識は常にアップデートすること。
「教え方」はもちろん重要ですが、自分の知識をアップデートすることも重要です。
高校時代に学んだ内容の復習や、さらに深めた知識を学習することにも時間を割くべきです。
生徒も生徒の親御さんも、塾講師のことを「プロ」として見ています。
誰も「バイトの大学生」としては見てくれません。
担当科目については「プロ」である意識を忘れないようにしましょう。
と言っても、知識をアップデートするのって実はすごく難しいことなんです。
英単語はいくら勉強しても知らない単語は出てくるし、英文法だって専門的なところはかなり難しい。
簡単に僕が行っていることを紹介しておきます。(英語だけで申し訳ないです…)
- 英単語:TOEICやTOEFLの勉強
- 英文法:『一億人の英文法』で勉強
- 長文:塾にある赤本から適当に選んで解いてみる
こんな感じで勉強しています。
大学生ならTOEICやTOEFLを受ける人が多いので、単語や長文の勉強はそれで良いでしょう。
長文に関しては、赤本から適当に選んで解いてみるのもありです。
ただ文法についてはどうしても勉強しにくいです。
文法については、僕は『一億人の英文法』で勉強しました。
前置詞や冠詞などのイメージの世界のものも、詳しく体系的に説明してくれています。
英文法のバイブルのような1冊なので、気になる方はぜひ。
教え方のコツ:⑤自分の成功体験を押し付けない
5つ目は、自分の成功体験を押し付けないこと。
意外とやりがちなミスが「自分のやり方を押し付けてしまう」ことです。
勉強法は様々なものがあります。
例えば英単語の覚え方1つとっても、
- 書いて覚える
- 声に出して覚える
- 耳で聴いて覚える
- 赤シートを使って覚える
- 単語カードを作って覚える
このようにたくさんの方法があります。
これらは人によって向き不向きがあるのが事実。
例えば自分が高校生の頃に書いて覚えたからと言って、生徒にも書くことを強要してはいけません。
選択肢の1つとしてアドバイスするのは全然OKです。
それぞれの生徒にどんなやり方が合っているのかを見極めるようにしましょう。
教え方のコツ:⑥生徒は「理解しない」と思っておく
6つ目は、生徒は「理解しない」と思っておくこと。
「何言ってんねん!」と言われそうですが、基本的に生徒は「理解しない」と思っておいて下さい。
一通り解説した後「わかった?」と聞いて「わからない」と言ってくる生徒は少ないです。
ほとんどの場合「わかった?」に対する答えは「わかった」です。
ですがこの会話だけでは、本当に生徒が理解しているのかどうかはわかりません。
生徒はわかった気になっている可能性が高いです。
生徒が理解しているのかを確かめたい時は、実際に解いてもらうのが一番。
もし解けないとしても、「さっき解説しただろ!」なんて言ってはいけません。
生徒は一度の解説では「理解しない」ことがほとんどです。
コツ②でも言いましたが、生徒が理解するまで何度も解説してあげましょう。
教え方のコツ:⑦生徒に好かれる努力をする
最後に7つ目は、生徒に好かれる努力をすること。
実はこれが一番大切だったりする。
生徒から好かれるということは、信頼されているという証です。
生徒から信頼されていないと、いくら良い授業をしても生徒の成績は伸びません。
生徒から好かれる良い先生になる秘訣は、こちらを参考にしてみて下さい。
多くの生徒から指名の入る現役塾講師が解説しています。
【塾講師バイト】良い先生になる7つの秘訣|生徒に好かれる努力を!
まとめ:塾講師バイトで生徒の成績を爆上げしよう!
今回は、塾講師バイトで生徒の成績を爆上げする教え方の7つのコツを紹介しました。
最後に7つの教え方のコツをおさらいしておきましょう。
- 抽象的な表現を避ける
- 同じことも何度も解説する
- 授業のポイントを短く伝える
- 知識は常にアップデートする
- 自分の成功体験を押し付けない
- 生徒は「理解しない」と思っておく
- 生徒に好かれる努力をする
どれも重要なことなので、意識するようにしましょう。
教え方が上手になると、生徒から指名が入るようになり授業コマ数が増え、もっと稼げるようになりますよ。
現役の塾講師の方も、これから塾講師バイトを始める方も、ぜひ参考にしてみてください。
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また、他のバイトの記事は下記にまとめているので、ぜひ読んでみて下さい。
おまけ:塾講師バイトに採用されやすいタイミング
塾講師バイトは責任感が大きい分、採用面接や採用試験も厳し目です。
ですが、塾講師バイトに採用されやすいタイミングは存在します。
それは、塾が人手不足になりがちな時期を狙うことです。
詳しくはこちらで紹介しています。
塾講師バイトを初めてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
塾講師バイトに採用されやすいタイミングとは?【現役塾講師が解説】