こんな悩みや疑問を解決します。
どうもこんにちは。たか(@taka_manatabi)です。
大学を辞めたいと悩んでいる大学生は意外と多いです。
そしていざ辞めるとなると、親にも退学を同意してもらう必要があります。
しかしこれがなかなかの難題なんです。
ということで今回は、実際に僕が退学を決意した時にやった大学中退を親に説得する方法を紹介します。
こんな人にオススメ
- 親に中退を説得したい
- ケンカをせずに話し合いたい
ちなみに僕は大学中退を決意しましたが、結局は「休学」選びました。
退学する前に休学することを、心からおすすめします。
詳しくはこちらで紹介しています。
【大学中退】本当に大学を辞めちゃってもいいの?【退学の前に休学を勧める理由】
大学中退を親に説得する方法
それでは早速、僕が実際に行った、大学中退を親に説得する方法を紹介します。
それはズバリ、「プレゼン」です。
手元に何もない状態で話し合うより、自分の意見や想いを目に見える状態にする方が相手に伝わりやすいです。
実際に僕は、Keynote(Mac版PowerPoint)でプレゼン資料を作って話し合いに臨みました。
資料を用意するだけでも「自分の本気度」が伝わるので、プレゼンするのが一番有効です。
プレゼンの流れは、
- 大学を辞めたい理由
- 大学を辞めるメリット・デメリット
- 大学中退後の進路
こんな感じです。
またプレゼンの際の資料ですが、これから紹介する順序と同じように作ればOKです。
大学を辞めたい理由
まず一番初めに書くのが「大学を辞めたい理由」です。
ここは正直に書くだけでいいです。
参考までに僕が作ったプレゼン資料から「大学を辞めたい理由」の一部を載せておきます。
- 大学に意義を見出せない
- 自分のやりたいことじゃない
- 生活がつまらない、楽しくない
- 四大卒の肩書きは別にいらない
- 自分のやりたいこと以外にお金を払うのはもったいない
できれば複数の理由を入れておくといいですよ。
大学を辞めるメリット・デメリット
次に「大学を辞めるメリット・デメリット」を書きましょう。
大学を辞めるメリットに関しては、自分の思うことをかけばOKです。
注意すべきはデメリットの方です。
まず正直に「大学を辞めるデメリット」を書きましょう。
次に「そのデメリットに対しての自分の意見」を入れましょう。
例えば「最終学歴が高卒になる」というのをデメリットで挙げたとしましょう。
このデメリットに対する自分の意見の例は、
みたいな感じです。
ここが具体的になればなるほどいいです。
この例だと「なぜ四大卒の学歴はいらないのか」「自分のやりたいこととは何なのか」を具体的にするということです。
大学中退後の進路
最後に「大学中退後の進路」を書きましょう。
ここが一番重要です。
親は間違いなく「大学を辞めた後はどうするの?」と疑問を持ちます。
なので先にそれを自分から提示するわけです。
ここもなるべく具体的に書きましょう。
また「自分の本気度」を見せるチャンスでもあります。
- 大学を辞めて就職したいなら、就職支援サイトに登録しておく
- 転学したいなら、志望校のパンフレットを用意する
何か手元に用意できるものがあれば、それだけで説得力は増します。
何も用意できない場合は、具体的な人生設計図を作るのもありですね。
大学中退後の進路が明確でない場合
もしあなたが「大学中退後の進路」がはっきりしないまま退学を考えているのなら、それは危険です。
それでも退学を考えたということは、「大学から離れたい」という思いがあるのでしょう。
それならまず休学をし、本当に退学してもいいのかをじっくり考えましょう。
話し合いの際の注意点
上記の順序でプレゼン資料が完成したら、いよいよ親との話し合いです。
ここからは実際に話し合う際の注意点を抑えておきます。
親と話し合う際に注意することは以下の2つです。
- 親が心配する点を理解する
- 質問に対しては真摯に答える
ひとつずつ説明します。
親が心配する点を理解する
話し合いの際には、親が心配する点を理解するように心がけましょう。
子供が「大学を辞めたい」と言い出したら、親は心配します。
具体的に親が心配する点は、
- 大学中退後どうやって生活していくのか
- 就職や転職の際に不利になるのではないか
- 一生学歴コンプレックスを抱き続けるのではないか
こんな感じです。
自分の話を突き通すのではなく、あくまで親との「会話」を意識しましょう。
親の話を聞き入れることも重要です。
質問に対しては真摯に答える
また、質問に対しては真摯に答えるようにしましょう。
親との話し合いの際、あなたの意見に対して親は必ず質問してきます。
例えば「生活費はどうするの?」と聞かれたら、現段階での自分の考えを正直に答えましょう。
ここで「どうにかするよ!」なんて言ったら話し合いになりません。
もし予想外の質問が来て、自分の考えがない場合でも正直に答えましょう。
こんなふうに正直に答えることが大切です。
それでもダメだった時は…
基本的に、1回の話し合いで結論は出ません。
時間が流れるだけで全く進展がないなと感じたら、思い切って「退学」を「休学」に変えてみてください。
ここまで何回も話し合ってきたら、「休学ならいいかな」って親も思います。
まずは「休学」という形で大学から離れ、その間に時間をかけてじっくりと話し合ってみましょう。
実際、僕は退学を考えていましたが結局「休学」を選択しました。
その頃の体験談は、こちらで詳しく紹介しています。
【体験談】大学中退を考えていたけど結局「休学」を選んだ話【その後の生活】
まとめ:大学中退を親に説得する前に、準備をしっかりしよう!
今回は、大学中退を親に説得する方法を紹介しました。
大学中退は人生の中でも大きな岐路になりうる出来事です。
だからこそ、感情論で説得するのではなく、しっかりと準備をして論理的に説得するようにしましょう。
説得のカギは「丁寧さ」と「本気度」です。
- 丁寧に準備し、丁寧に話し合いを進める
- そして退学に対する自分の本気度も示す
これを意識するだけで説得力が格段と上がります。
あなたの想いがうまく伝わるといいですね。
また、他の大学生活の記事は下記にまとめているので、ぜひ読んでみて下さい。