こんな悩みを抱えている大学生に、少しでも悩みを晴らせたらいいなと思ってこの記事を書いています。
どうもこんにちは。たか(@taka_manatabi)です。
大学を辞めたいと思ったり、休学したいと思ったり、どんな理由であれ大学から離れたいと思っている人は意外とたくさんいます。
実は僕もその内の一人でした。
ということで今回は、大学を中退しようとしていた僕が最終的に「休学」をした話をしていきます。
体験談ベースなんで面白くないかもしれませんが、大学のことで悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
浪人しても第一志望不合格
大学を「休学」するに至るまでの話ですが、まずは大学受験の話から。
高校時代はごく普通の高校生でした。
一応進学校と言われる、田舎の公立高校に通っていました。
周りと同じように受験勉強をしていたわけですが、僕は東京にいきたくて早稲田大学を目指していました。
現役の時は全く早稲田のレベルには達していなくて不合格でした。
そして1年間浪人して必死に勉強しましたが、またもや不合格。
この後どうしようかとすごく悩みました。
ちなみに大学受験の不合格体験記はこちらで赤裸々に語っています笑
【不合格体験記】大学受験は不合格者から学べ!早稲田に2度落ちた男のアドバイス
フィリピン留学を決意
合否の発表が3月の上旬でしたが、なんと4月2日にはフィリピンに飛び立ちました。
全く英語ができないただの早稲田浪人落ちの僕が、1ヶ月で留学を決意し、留学先まで決めました。
ここは、僕の持ち前の行動力に感謝です笑
そして4月から8月まで語学学校に通い、そのままフィリピンで大学に入学しました。
基本的に海外の大学は秋始まり(8月下旬〜9月上旬)なので、それまでに語学学校でみっちりと鍛えたわけです。
そして1年半ほど遅れて大学生になることができました。
楽しい大学生活だったのに大学に行きたくなくなる
大学1年の前期は全てのことが新鮮で楽しかった思い出があります。
もちろん
- 授業は全て英語
- 友達と話すのも英語
- 大学との事務手続きも英語
- ビザなどの公的手続きも英語
って感じでかなり大変でしたが、大っ嫌いだった英語を話せることが楽しかったです。
しかし、だんだん新鮮さや楽しみが無くなってきて、大学に行くのが嫌になってきてしまいました。
あとで考えたのですが、なぜ急に大学に行くのが嫌になったのか。
その理由はこんな感じだったと思います。
- 大学の授業に意義を見出せない
- フィリピン人の仕事の適当さにイライラしてくる
- バイトやサークルなどの授業以外のコミュニティがない
ひとつずつ簡単に説明します。
大学の授業に意義を見出せない
まず大学の授業に意義を見出せなくなってきました。
この頃の僕は、大学卒業後に起業して自分の会社を持ちたいと考えていました。
起業のノウハウ本などでほんのちょっとですが勉強もしていました。
そこで「大学の授業って意味あるの?」と思うようになってきました。
大学で勉強するより、自分で勉強した方が自分の夢に一直線でたどり着けるのではないかと考えるようになりました。
こんな理由から、だんだんと「このまま大学にいていいのか」という疑念が出てきました。
フィリピン人の仕事の適当さにイライラしてくる
これはあまり関係ないかもですが、フィリピン人の仕事の適当さにイライラすることもありました。
僕はこれまで「日本の常識」のもとで生きてきました。
日本人は勤勉で真面目です。
それを基準にしてしまうと、フィリピン人の仕事は遅いし適当です。
ビザの取得の関係でパスポートを学校に預けていたのですが、「パスポート明日返すね」と言われて1ヶ月待たされたこともありました。
学生ビザ取得の手続きをしていて、大学側のミスで1からビザの手続きやり直しになったこともありました。
ですが、これにイライラしていたら海外になんて行けません笑
いろいろな国を旅するうちに「自分の常識はあくまで日本の常識なんだ」ってことに気付きました。
しかしこの頃は、そんなこと思ってなかったので、フィリピンという国自体が嫌いになりかけていました。
バイトやサークルなどの授業以外のコミュニティがない
そしてフィリピンの大学にはサークルというものがありませんでした。
また、学生ビザだったのでバイトもできません。
そうなると、自分の属するコミュニティは大学の授業だけなのです。
これが意外とキツイ。
東京に行ってサークルやらバイトやらを思いっきりやろうと思ってたので、その理想とかけ離れた生活でした。
友達はいましたが、フィリピンは友達より家族を優先する国なので、一緒に遊んだりすることも少ない。
こうなると自分の属するコミュニティがどんどん無くなってきます。
次第に大学に行くのが嫌になっていました。
授業をサボるようになる
こんな感じの理由で、徐々に大学をサボるようになってきました。
最初は、「頭が痛い」とか「気分が悪い」といった小学生みたいな仮病を使って休んでいましたが、次第に無断欠席になってきました。
ただ本当に肉体的にも精神的にもしんどい時もありました。
これは休学後日本に帰ってきてからわかったことなのですが、この時すでに僕は病気だったようです。
体力の低下ややる気・集中力の低下といった症状が見られる「バセドウ病」という病気でした。
退学を決意し親を説得する
大学に行かないとなると、だんだん家からも出なくなります。
半年くらい家に引きこもり、誰にも助けを求めることもできず、鬱なんじゃないかと自分を疑うこともありました。
「もう大学辞めたい」
「もうフィリピンにいたくない」
そう思って親に「退学したい」と相談しました。
もちろんすぐに認めてくれたわけじゃないので、親の説得には時間がかかりました。
Keynote(Power PointのMac版)で退学後の自分をプレゼンしたりもしました。
親に退学を説得する方法はこちらで詳しく紹介しています。
【大学中退】大学を辞めるときに親を説得する方法は?【体験談】
最終的に「休学」することに
最終的に退学ではなく「休学」をすることにしました。
僕は一刻も早く大学から離れたかっただけで、辞めた後どうするかなんてほとんど考えていませんでした。
なので、とりあえず休学をし、一旦落ち着いて考えようということに。
休学中にどうしても自分の意志が変わらないのなら、辞める決断をしようとなりました。
「休学中はどうするのか」なんてことはこの時全く考えていませんでした。
考えられる精神状態でもなかったです。
現在は「休学」しながら通信制大学に
休学の手続きは簡単にできて、すぐに日本に帰ってきました。
結局、1年生が終わったタイミングで休学をしました。
そしてバセドウ病の治療を開始し、それは今も続いています。
日本に帰ってきてからは、車の免許をとるために自動車学校に通ったり、塾でバイトしたりしてました。
とにかく大学のことを忘れて、自由に生活してました。
休学届で申請した休学期間は半期(8月〜12月)でしたが、さらに休学を伸ばしました。
11月には、当ブログ「まなたび」を開設しました。
そして4月からは日本の通信制大学に通いはじめました。
通信制大学だと、人に会わずに自分のペースで勉強できるので、今の僕には合っていると思います。
ちなみに僕が通っているのはサイバー大学という、ソフトバンクグループの通信制大学です。
大学を辞めようと思っている人は、通信制大学という選択肢も考えてみてもいいかもしれないですね。
サイバー大学についてはこちらから。
通学不要のサイバー大学の特徴・評判・学費を一気に紹介!【現役在学生が紹介】
まとめ:自分の人生、最後に責任持てるのは自分だけ!後悔のない選択を!
ここまで読んでくださりありがとうございます。
大学のことで悩んでいる方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
「退学したい」「休学したい」と悩んでいる大学生は意外と多いです。
まずは、親に相談したり、友達に相談してみてください。
身近な人には相談しにくいこともあると思います。
もし相談しにくいなら、僕に声をかけてください。
お問い合わせフォームを開放しているので、聞きたいことや相談したいことがあれば、気軽にどうぞ。
名前を記入する欄がありますが、ニックネームでも大丈夫です。
僕が休学した話や、休学後の話など、なんでも相談に乗りますよ。
でも、自分の人生、最後に責任持てるのは自分だけです。
人生の最期の瞬間に、ベッドの上で「最高の人生だった」と思えるように、よく考えて後悔のない選択をしてください!
また、他の大学生活の記事は下記にまとめているので、ぜひ読んでみて下さい。