「カッコいい大人になりなさい。」
これは、僕が高校生の頃にある美術教師から言われた言葉です。
それと共に、ある1枚の紙が生徒たちに配られました。
それが宝塚歌劇団の”ブスの25箇条”でした。
どうもこんにちは、たか(@taka_manatabi)です。
カッコいい大人って、どんな大人なんでしょうか?
「余裕のある人」「自分に自信を持っている人」など人によって思いつく「カッコいい大人像」はいくつかあると思います。
では、カッコ悪い大人ってどんな人でしょうか?
これも人によって思いつく「カッコ悪い大人像」はいくつかあると思います。
僕が高校生の頃のある美術教師は、「カッコいい大人とは、カッコ悪いことをしない大人のことだ。」と言い、何当たり前のことを言っているんだと思いましたが、その後目にする”ブスの25箇条”を見て、自然と先生の言葉に納得しました。
ということで今回は、宝塚歌劇団の”ブスの25箇条”から見る「カッコいい大人」の条件を考えてみたいと思います。
宝塚歌劇団
「清く、正しく、美しく」をモットーに活動する宝塚歌劇団は、まさに「カッコいい大人」の象徴とも言える存在ではないでしょうか。
そんな日本人なら誰もが知る宝塚歌劇団に、ある日突然、1枚の紙が貼り出されました。
歌劇団の人なら誰もが通る場所に貼り出されたその紙の前に、誰もが足を止めて見入ってしまったようです。
その1枚の紙が”ブスの25箇条”でした。
ブスの25箇条
その紙には、「これをするとブスになる」というものが25個羅列されていて、当時の美術教師は、「これは、人間的にカッコいい人の姿を逆説的に書いたものだ」と説明しました。
その”ブスの25箇条”はこちら。
- 笑顔がない
- 御礼を言わない
- おいしいと言わない
- 目が輝いていない
- 精氣がない
- いつも口がへの字を形をしている
- 自信がない
- 希望や信念がない
- 自分がブスであることを知らない
- 声が小さくイジケている
- 自分が最も正しいと信じ込んでいる
- グチをこぼす
- 人をうらむ
- 責任転嫁がうまい
- いつも周囲が悪いと思っている
- 他人にシットする
- 他人につくさない
- 他人を信じない
- 謙虚さがなくゴウマンである
- 人のアドバイスや忠告を受け入れない
- なんでもないことにキズつく
- 悲観的に物事を考える
- 問題意識をもてない
- 存在自体が周囲を暗くする
- 人生においても仕事においても意欲がない
ひらがな、カタカナ、漢字の使い分けは、当時僕がもらったプリントをもとにしているので、使い分けに深い意味はありません。
自分を振り返ってみる
この”ブスの25箇条”は、高校生の頃の僕にとって衝撃的なものでした。
はじめ、普通にこの25個の項目を読んでいる時は、「あぁ、こんな人いるよなぁ」なんて思うだけでしたが、その後よくよく読み返していると、自分のことを言われているような気がする項目がいくつもあり、ゾッとしました。
そこから僕は、「カッコいい大人」になるべく、この25個の戒めを胸に生きていくことを心の中で誓いました。
皆さんもまずは”ブスの25箇条”をよく読んで、自分に当てはまる項目がないかどうか、しっかり見分けてみてくだい。
ひとつも当てはまらなかったカンペキなあなたは、もうすでに「カッコいい大人」なので、自信を持って生きてください。笑
当てはまる項目があったあなたは、それをひとつずつクリアして、「カッコいい大人」を目指しましょう!
”カッコいい人の25箇条”を考える
”ブスの25箇条”がカッコいい人の姿を逆説的に書いたものだとするならば、単純に”ブスの25箇条”の項目を全て逆にしたら、”カッコいい人の25箇条”になるのではないか。
ふとそう思って実際にやってみました。
ということで、僕なりの”カッコいい人の25箇条”がこちら。
- いつでも笑顔
- 御礼をきちんと言う
- おいしいものにはおいしいと言う
- 輝いた目をしている
- 精氣がある
- いつもにこやか
- 自分に自信を持っている
- 希望や信念を持っている
- 自分が未熟者だと知っている
- 声が大きくハキハキしている
- 自分が正しいと思い込んでいない
- グチを言わない
- 他人を恨まない
- 責任転嫁をしない
- 自分があるのは周囲のおかげだと思っている
- 他人にシットしない
- 他人のために行動する
- 他人を信じる
- 謙虚である
- 人のアドバイスや忠告を素直に聞き入れる
- ちょっとのことではキズつかない
- 悲観的にならない
- 問題意識を持っている
- 存在自体が周囲を明るくする
- 人生においても仕事においても意欲に満ち溢れている
そのまま意味を反対にして変になってしまいそうなところは、僕なりの解釈で書いてみました。
カッコいい大人の条件
この”カッコいい人の25箇条”をもとに、「カッコいい大人の条件」を考えてみました。
さすがに25個は多いので、5個にまとめてみました。
僕が考えた「カッコいい大人の5つの条件」がこちら。
- いつも笑顔で周りを明るくする
- 礼儀正しい振る舞いができる
- 周りの人に感謝をし、周りの人のために行動できる
- 自分に対して、素直で謙虚で自信を持っている
- 自分の芯となる信念を持っている
どうでしょうか。
”ブスの25箇条”をもとにした”かっこいい人の25箇条”の項目をなるべく組み込んでみました。
いつも笑顔で周りを明るくする
いつも笑顔な人と、いつも仏頂面な人ではどちらが一緒にいて気持ちいいかは、考えなくてもわかりますよね。
さらに、笑顔は伝染します。
なので、あなたが笑顔であることで周りの人も笑顔になり、その場自体も明るい場になり、まさに一石二鳥ですね。
礼儀正しい振る舞いができる
きちんと挨拶をしたり、きちんとお礼を言ったりといった、当たり前にしないといけないけど、難しいことってありますよね。
でもそういうことを自然にできるようになれば、周りから「礼儀正しい人」とみなされるようになります。
礼儀正しいことをして損をするということは、自分も相手もありません。
むしろ、挨拶を交わしたり、お礼を言ったりするとお互いに気分が良くなるので、損どころか得です。
周りの人に感謝をし、周りの人のために行動できる
感謝の言葉を伝えるのに気恥ずかしい思いをすることもあります。
でも、感謝の気持ちを声に出して伝えるのは大切なことです。
感謝の言葉をかけられて嫌な気持ちになる人なんていませんよ。
また、困っている人がいたら迷わずに助けに行ったり、他人のために行動を起こせる人になれば、その恩がいつか自分に返ってくるかもしれません。
「情けは人の為ならず」ですね。
「今の自分は周りの人のおかげで成り立っているんだ」という思いがあれば、感謝の言葉を伝えたり、人のために行動したりするのも難しくないです。
自分に対して、素直で謙虚で自信を持っている
自分に自信を持つことは言うまでもなく大切なことです。
ただ、自信過剰には注意です。
「自信」と「謙虚」を同時に自分の中に混在させられるかがポイントです。
そのためには、何事に対しても「素直」である必要があります。
人からのアドバイスや忠告を喜んで聞き入れ、素直に自分の中に落とし込めることができれば、「素直」「謙虚」「自信」の3つを持つことができます。
自分の芯となる信念を持っている
夢や希望を持っている人は、自分の芯をしっかり持っています。
夢や希望の大きさは人それぞれなので、たとえ小さな目標であったとしても目標があるのなら、それを達成することだけに全力を注いでください。
自然と自分の信念が見えてきます。
「これだけは譲れない」という強いこだわりを信念とすれば、芯の通った「強い人」になれます。
この5つの条件を意識して生活すれば、気づいた時には「カッコいい大人」になっているでしょう。
まとめ:カッコいい大人になろう!
ある日突然貼り出された、宝塚歌劇団の”ブスの25箇条”は、カッコいい人の姿を逆説的に書いたもので、人間のあるべき姿を教えてくれるものでした。
そして、そこから考えてみた「カッコいい大人の5つの条件」
- いつも笑顔で周りを明るくする
- 礼儀正しい振る舞いができる
- 周りの人に感謝をし、周りの人のために行動できる
- 自分に対して、素直で謙虚で自信を持っている
- 自分の芯となる信念を持っている
僕は、この5つを自分の心に留めながら生きていきます!
皆さんも、今日からこの5つを意識し、「カッコいい大人」を目指しませんか?
僕と一緒に頑張って「カッコいい大人」になりましょう!
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